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雲衣。の日記
16.5.27
花森安治とJ. D. Salinger あるいは戦争とKurt Vonnegut 小津安二郎
汚屋敷に籠城していた九十二歳 家のなかで転倒し恵比寿の厚生中央病院に二ヶ月
一人暮らしはもう無理と若い医師に宣告され さしもの桜蔭継母も白旗を掲げる
生さぬ仲である家人が 実の孝行娘でもできないほどの奮闘を持続
新築平屋の小ぢんまりした温泉付き介護老人ホームを探しだし
高速道を車椅子のまま介護タクシーで四時間かけ搬送したのが一月早々
それからも広尾 恵比寿と郭公の啼く閑かな里山を何度往還したことか
さまざまな残務処理
非日常と日常の混淆 喧騒と閑寂
そんな日々
『花森安治伝』が文庫になったのを機にようやく読めた
著者の津野海太郎さんには罪がないのだが
雑誌連載時も 単行本になった二〇一三年秋も
読むのからどことなく「逃げていた」 。。。
やっと読めた 。 交友関係 人的系列などさまざまな勉強になった
でも
もっとも大きな印象を受けたのは「彼の戦争」のこと
花森自身 ほとんど書き遺さなかった
二等兵としての北満出征など 二度の召集 軍隊時代
丁寧に調査して書いてあった
読んでよかった
この本のなかで
津野さんはお母さんがとっていた『暮しの手帖』を中学生のとき
茶の間の押し入れに積んであったバックナンバーから読んだと書いていた
威張るわけじゃないけどぼくは小二のとき級友の家に遊びにいって
町医者の娘だったその子の家の待合室にあった『暮しの手帖』を読んで
ぞっこん惚れ込み
自宅に帰るや
母親に「これからは ああいう雑誌を読まなければいけない」
と『婦人之友』からの転向を勧めたのだ / 笑。
末子に甘かった亡母は早速 購読誌を変更した
ネットでバックナンバーを調べると
…次(1/3p)
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