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雲衣。の日記
16.5.1
匙と靴下 Christofle or Hanes
明治二十一年のセントルイスに生まれ
半世紀前のロンドンで死んだ ある高名すぎる詩人によれば
「四月は最も残酷な月」だという
その四月はおわった 。。。
だが
しかし
でも でも
至るところ 放射線が飛び交い 放射能が舞い散る この極東の小国では
いまや一年中残酷きわまる時間が流れている
そう考えたほうがいい
子どもや生まれたばかりの赤ん坊
生者だけでなく
未来までもが浅く埋葬された残酷きわまる風土と精神の荒地
それが
この国の無慈悲無道で苛酷すぎる日々の現実だ
★
五月も六月もすでに死んでいる
この衰亡した狂気の島嶼で死はすでに些事だ
匙と靴下 スプーンとソックス
あるいは Tシャツ
ベトナム戦争のころアメリカ軍の軍用T シャツは
下着一枚の性能にも命が掛かっているだけあって
綿糸も縫製も最高のクオリティを持っていた
当時米兵が一枚のシャツを何回ランドリーに廻したか不明だが
洗うほどしっとりと肌になじんだ
それは絹のシャツなんか目じゃない肌触りだった
一時期はアメ横でたくさん買って愛用したが
消耗品だけあってさすがにもう一枚もない
それに次ぐクォリティが ヘインズのTシャツだった
首の後ろ側に細い紐が入っていてネックがあまり伸びなかった
アメ横のオジさんたちは「ハンス」と呼んでいた
ビームスの萌芽期で シップスも三浦商店またはミウラ&サンズ だった時代
マクドナルド三越店もケントリ/KFC まだないころ
アメリカは遠く ヨーロッパはさらに遠く
…次(1/3p)
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