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本超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか


「人間がなぜ存在しないものを見たと信じるかについて、脳の認知システムの特性から解き明かす。

占いや霊的な体験談など、心霊現象をネタにした産業が2016年の日本では隆盛だ。マスコミもその片棒を担いで、パワースポットだとかパワーストーンとか霊媒師のとか占い師を祭り上げ、広告業界の集金手段の一つにしている。

この本は、それらを無に帰す「侘び寂びのない」分析を課す。マスコミとって危険な思想書だ。

しかし、日本ではこの本はベストセラーにはならないしインチキ霊媒師が書いた本の半分も売れない。そう、インフルエンザのワクチンがウツ病と関係がないことを実証した本が、科学的根拠のない芸能人名義の体験談より売れないようにだ。だから、マスコミも広告業界もこの本の発行を邪魔しなかったのだろう。

残念ながら、マスコミと広告会社の読みは当たった。この本が出てからもインチキ占い師や霊媒師が減ったという話は聞かないし、幽霊とかパワースポットとかいう単語も相変わらず耳にする。

皮肉にも、第1章の「人の脳は「自分の見たいもの」しか認識できず、「意味のないもの」にも意味を見出してしまう。」がこの状態を予言している。占いや心霊現象を信じる人はこの本を認識できない。私がパワースポットと呼ばれるところに行っても、特に何も感じないようにだ。


第1章:占い師のバケの皮をはぐ
人の脳は「自分の見たいもの」しか認識できず、「意味のないもの」にも意味を見出してしまう。その錯覚を利用すれば、誰でも「百発百中の占い師」になれるのだ。

第2章:幽体離脱の真実
鏡に映ったゴム製の義手を「自分の手」と錯覚してしまうヒトの認知システム。魂が肉体から分離した」と感じるのは、脳の一時的な混乱にすぎない。

第3章:念力のトリック
脳はつねに「選択」をしている。目に見えているものでも、認識できることはごくわずか。その虚をつくトリックで、あなたも「念力」を演じられる。

第4章:霊媒師のからくり
「死者との対話」も「こっくりさん」も、すべてイカサマ。19世紀英国の大科学者ファラデーは、簡単な実験で霊媒師のからくりを暴いて見せた。

第5章:幽霊の正体
「波止場の倉庫に幽霊が出る」インチキ話の噂をながしてみたところ、次々に「目撃証言」が集まった!人はかくも暗示にかかりやすく、騙されやすいのだ。

第6章:マインドコントロール

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