みんなのクチコミが 294,592 件!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

2016/07/28

関心空間が終わりを告げる。
思い起こせば、インターネットを利用するようになって約2年後、ここを知って何の迷いもなくメンバー登録し、このIT素人は試運転期から居座ったのであった。
インターネットとパソコン、そして関心空間がなければ、決して知り会わないと言っても過言ではない方々。皆さんとの交流は、他では得難い大変価値のある体験だった。その点については、感謝しかない。運営お疲れ様でした。

現在の軸足はfacebookに置いています。もしも私に用事があるご奇特な方がいらっしゃったら、『バスター』で検索して下さい。
本名で登録していますが、ニックネームで引っかかると思います。

2015/08/27

プライドのコスト

さて久々に宿レポートだ。
今回のメインは球磨川ラフティングで、宿泊はサイドディッシュ扱い。しかし、近隣の温泉地は未訪問の場所ばかりなので、それなりに期待をするのかしないのかやっぱりするのか、そんなテキトーな気持ちで人吉温泉『翠嵐楼』に予約を入れた。
もちろん、これまでのように、それなりに情報を収集した上で現地に赴いたわけだが、この宿では今までにないような雰囲気を体感させられる事となった。

概要はオフィシャルサイトをご覧いただければ把握できるので、現地での印象を中心に。あ、前からこういうスタンスだったっけ。ここで過去日記を読み返さないほど老いた私。(なんちて)
第一印象は、老舗らしく地味な外観。だがそう感じたのは一瞬で、全体を見回してみると、古いながらよく保守されている。また、館内を歩いてみて思ったが、敷地面積はかなり余裕があるように見受けられた。『地味』なのではなくて『低い』だけなのだろう。
スタッフの方々はみな一様に、礼儀正しく穏やかな対応‥‥と、ここまではよく見受けられるが、その先がちょっと違う。腰が低いのではない、愛想が良いのでもない、誇りを持って姿勢よく客と対等に接する感じだ。
客室は12畳の和室、露天風呂付き。畳は新品に交換されたばかりのようで、気分がいい。何せ人吉温泉街の端、球磨川沿いに位置しているので、夕方ともなれば非常に静かだ。ただし、建物の設計が古いせいだろう、どこかの外部ドアの開閉音が筒抜けだったり、トイレの換気扇が轟音を立てたり、という瑣末な音害?はある。

一息付いてから、いつものように大浴場へ。
ラフティングの疲れから、展望風呂へは行かず地下浴場に向かう。『上がる』より『下がる』方が楽そうな印象というわけだ。
この地下浴場が、人吉温泉のルーツとなったらしい。地階に降りて、更衣室から浴室のドアを開けると、更にやや急な階段を降りて浴場にたどり着くというレイアウトだ。恐らく開湯当時、温泉が湧出した、まさにその場所を整備して浴場に仕立てたのだろう。地階とは言っても、建物自体が堤防裏に掘り下げられた溝(?)に一部垂れ下がったような構造になっていて、その垂れ下がり部分を地階と称しているようだ。なので、普通に外光が届いてくる。
設えは当時のままだそうで、どこも磨き上げられ、周囲はガラス窓に囲まれてとても明るく、シンプルかつ機能的、レトロモダンなデザイン‥‥いや、レトロ=懐古調、なのではない。本当に古いのだから。
湯はあっさりとした感触で、川冷えした身体をやさしく緩めてくれる。極楽。

夕食はスタンダードな会席料理だ。しかしここでも、老舗の誠実さを見せつけられた。
何せ、素材が天然モノ&自家製のオンパレードなのだ。塩焼きのアユや唐揚げのヤマメは身が締まって風味が濃く、野菜を食べれば『近所の畑で採れた』的味わいがあり(自家菜園で採っている由)、米は自家水田のユメヒカリ、食前酒は女将の手作り梅酒、他の食材も大半が地元産らしい。
量は、成人男性なら腹八分〜満腹一歩手前くらいだろうか。これで全く問題ないし、大食いでも別注料理がたくさん準備されているので安心だ。
そうそう、チェックイン時にウェルカムかき氷をいただいたが、これも氷がまろやかな味で、後から別注料理のメニューに『温泉かき氷』を見つけて納得した次第。

球磨焼酎でノックアウトされて早々に寝床につき、目が覚めたのが1:30。いつもの客室露天タイムに突入する。
露天は後から増設されたようで、猫の額ほどのスペースだが、設えはけっこう立派である。しかも、露天風呂なので外柵と屋根の間は空いているわけで、内側の照明を灯したままだとカゲロウが大挙して押し寄せそうなものだが、それがほとんど入ってこない。
どうも、照明の配置を工夫して、なおかつ外柵のすぐ内側に植わった灌木が、光をほとんど外部に漏らさないようにしているのだろう。よく考えられている。
この季節は夜間が涼しくなってきて、洗い場に寝そべると心地良くクールダウンできる。入湯とクールダウンを3度繰り返し、心底リラックスして寝床に戻った。

他に細かいところでは、ハンドタオルに入れられた宿名は印刷ではなく刺繍だったり(しかも複数色ある)、風呂の腰掛と桶は全て木製(古さが汚く感じられる前に新品へ交換)、どこもかしこも清掃が行き届き(露天の立木にクモの巣があるのはご愛嬌)、クジャクが飼われていたりテニスコートがあったりする事が昔のリゾートを彷彿とさせたり‥‥とまあ、このイマイチな人気の人吉温泉で、この内容で1万円台半ばで宿泊できるのだから、よくも頑張っているものだと感心させられる事ばかり。
ここからは勝手な推測:宿としては客単価を上げて、その収益でもっとあちこち補修したり、もっと良質な食材を使ったりしたいだろうが、不人気な地域でこれ以上宿泊代を上げると、客足はガックリ遠のいてしまうだろう。限られた収入で、しかし人吉温泉の開祖として誇れる宿を維持するため、今の状況はギリギリのところなのではないかと思う。
私だけでも、どんどんアピールしていきたい。ここはいい宿だ。間違いない。お手頃値段なりに俗っぽさは散見されるが、それで落胆させられるような薄っぺらい宿ではない。高額ではない高級宿‥‥いわゆるクラシックホテル、『品格ある宿』と呼んでも良いのではないだろうか。
丸長旅館と同様に、リピートのリストに加えよう。

2014/02/16

ルックスに始まり、ルックスに終わる

RENAULT Twingoの新型が、先日発表された。これは久々に、一目でピン!と来た素敵なルックスである。
コンセプトカーたるTwin'Runのイメージをかなり踏襲している上、非常にまとまりが良い。Aセグメントでこれほど洒落感のあるクルマは、ほとんど思い付かないな〜。
それに比べ、これまた先日発表されたPEUGEOT 108は、どうしたもんかね‥‥
プレミアム感はあるものの鈍重なので、まるでCセグメントのクルマを四方からむりやり圧縮したように見える。コンパクトカーのデザインは苦手なんだよ!と声高に言い訳するかのごとくだ。え?某T社が開発した?あ〜はいはいなるほどね〜(後略)

------------------------------------------------------------------------

そう言えば、日本にも今やカロッツェリアと呼べる会社『KEN OKUYAMA DESIGN』が立ち上がっていて(光岡の事はちょっと脇に置いておく)、となるとワンオフカーってのは一体どのくらいのコストで実現可能なのか、関心津々である。
以下はあくまで私の勝手な想像なので、どうかここだけの話として読み流していただきたい。

Kode9を例に挙げてみよう。
ベース価格は1200万円。生産予定台数は年間20台程度としているが、初年度は限定仕様を24台生産するらしい。
価格は仕様次第で天井無しとなるだろうが、全数ベース仕様のみ受注されたとしても、初年度の決算時には赤字にならないギリギリの線(利益もなし)を達成できると仮定。※宣伝・販売に関わるコストは、大手ほどかかるはずもないので、ここでは割愛する。
そうすると、単純に1200万円×20台=2億4000万円が、20台分の生産コストとなる。
生産コストの中には、当然、開発費も含まれる。開発費は極端に言えば1台分であるという点を考えると、この仮定の中においては、2億4000万円でKode9を『生産させる』事ができるのでは?と思うのである。
で、これをワンオフカーに置き換えると、少なくとも2億4000万円を支払えばKode9レベルのスポーツカーが実現可能となるのだろうか?奥山氏側の利益はどうなるのか、という点については、製造が1台きりなので19台分の製造費がそのまま利益となるだろう。クラッシュテスト用に3台分の製造費を用意すべきか?いや、小規模生産の場合はクラッシュテストが免除されると、どこかで聞いたような‥‥やっぱ1台分としとこう。勝手な推測だし。

2億4000万円‥‥そんなに安くていいのか?イタリアのカロッツェリアにオーダーすれば5〜6億はかかりそうなイメージを勝手に抱いていた身としては、上記のような推測は本当に絵空事と思える。もちろん、スーパーカーレベルを要求すれば遥かに高価になるだろうし、街乗り下駄車レベルなら1億未満かも知れない。既存のパーツを取り入れる割合によっても、かなり上下する。

サイズはL4,500×D1,900×H1,400mm程度(平べったいのはあまり好きでない)、CFRP製モノコックシャシーとアルミ製ボディパネル(ルーフくらいはCFRPにしたいな)、FERRARIの駆動系(California TのエンジンとFourの四駆システム)、3泊分の荷物くらいは積める2シータークーペ。
コンセプトは、“LANCIAがFERRARIとコラボして、Fulvia HFを現代に甦らせたら‥‥!”
そういうの、実現できたらいいなぁ〜、なんて夢想が意外とモチベイションの一助になる、そんな現在。


2013/08/15

水平線の向こう側を想う

『パシフィック・リム』、これは膨満感を120%楽しめる、特濃怪獣映画だった。
イェーガーと怪獣の戦いを、あまり引かずに描写する事で、2者の巨大さをみっちりと表現できている。相変わらず怪獣のディテールがグロいというデル・トロ色も出ているし、ストーリーがシンプルなので映像に集中できた。この作品を捧げられた2人の偉大なる先達に、私も思わず手を合わせたものである。

で、つい先日、『ワールドウォーZ』の上映開始を某シネコンのロビーで待っている時の事。
私と同じ長椅子の端に座った2名の女性。すぐ近くに設置されている作品プレゼン用モニターに、『パシフィック・リム』のトレイラーが流れる。それを観た後、片方の1人が連れに、「エヴァじゃん、これ」とのたまうのが聞こえてくる。それも何度も。しかも、あからさまに周囲に聞こえよがしなボリュームで。
視界の端で判別する限り、2人とも恐らく20代前半だろう。私は思った。「あー、『ガメラ』とか『マジンガーZ』とか、リアルタイムじゃないもんねぇ。ましてや『アルゴ探検隊の大冒険』とか観たって分かんないよね、うんうん」
百歩譲って、『エヴァ』ファンであっても、それが至高であるかのごとく、それ以外の似た設定の作品は全てパクリであるかのごとく、それを看破できる私って素敵でしょ!?アピールはやめましょうね。

パイルダー・オン!

なんだか少しだけ楽しくなってきたので、加筆。

オレンジママレードには、とんと良い印象を持っていなかった私。
混入しているオレンジの皮が妙に苦いし、しかもわずかなえぐ味があったりして、それが全体にもんやりと広がっている。私は苦味が嫌いなのだ。ゴーヤしかり、ビールしかり。いや、安物ばかり口にしたのが悪いのだろうが、もうかれこれ20年以上避けてきた。そんなママレード。
そして先日、縁あってFAUCHONのオレンジスライスママレードなるものを入手した。このクラスなら、味自体は心配ないだろうし、最近は2種類ほど美味しく呑めるビールまで発見できたので、よしドンと来い苦味!とチャレンジしてみた。
‥‥ら、全く苦くない。
3~4mmほどの厚みにスライスされたオレンジが、たっぷり封入されている。1枚取り出すと、果肉の部分がそのままママレード化しており、トーストした食パンの片面をスライス1枚分で完全に塗りつぶせる。
その香りと風味‥‥格が違いました。
もっと格上のメーカーも数あるが、可能な限りチャレンジしてみたい。こんなジャンルで食わず嫌いを発見するとは、全く詰めの甘い人生である。

2013/08/05

うわぁ‥‥

  • うわぁ‥‥の画像

何か、ものすごいほどの久しぶり感、ではなくて本当に久しぶりな投稿だ。
しかもキーワードじゃない、というところが久しぶり感を助長する。

『アイアン・フィスト』と『イノセント・ガーデン』、2本をハシゴしてみた。

前者は、まあ、ねえ‥‥どう言ったらいいものか、冒頭から苦笑いするしかない出来で、そりゃあRZAはミュージシャンだもの、監督デビュー作からいい作品を作れるわけがない。っていうところを差し引いても、苦笑いするしかない出来ではある。
しかし、開始から30分後、私は思った。そういや、こんな情熱溢れる荒削り(もいいところだ!)な作品って、若い頃はたくさん観て楽しんだなぁ〜と。こういう怒濤の勢いとノリ(もいいところだ!)に任せた作品こそが、今の映画界には実は必要なんじゃないのかなぁ〜と。
あ、音楽はさすがのカッコ良さだった。
そして、ラッセル・クロウもよくやるわ!と、これもまた苦笑い。

後者は、デジタルなのに妙に湿った、まるで造花のような独特の映像に引き込まれる、なかなかの良作だ。
気になる点としては、ちょっと短絡的な演出が、全体のバランスを崩しているようにも感じられた。映像美に傾倒しすぎた印象を持ってしまうのである。この辺りは、方向性は違えど呆れるほど耽美的な『アンチヴァイラル』の、執拗な分析性を見習ってほしい。まああの作品については、何しろ内向的すぎて閉口してしまったが‥‥

全く脈絡のない流れだが、この時点でちょっと暇なので、ついでに。
今年の4月にリカンベント・トライクを入手して、これまであちこちを走り回っているが、田舎なので他の方々がトライクを見た時の反応が大きい。そして、男女間の差が激しい。端的に言うと、男性は超肯定的、女性は超否定的だ。

男性:
「おおっ!かっけー!」
「速いの?楽なの?値段は?」
「これぞ男のロマン!」(これも本当に言われました)
女性:
「‥‥‥‥‥」(慌てて視線をそらす)
「ひいッ!!」(乗っていたママチャリでパニックブレーキ)
「うぉっびっくりしたー」(オッサンのような低い声で)

同じモノを見ても、しかもただの乗り物なのに、こんなに性差が発生するなんて面白いものだ。

空間内の日記を検索

バスター

バスター画像 ディレッタントへの道さえ険しい、男・40代・自営業者。 福岡県北九州市に在住。 『カーボン子爵』の... もっと見る

  • 2016/07/29更新
  • 2001/11/14登録
ページの先頭へ ページの先頭へ