Menahan Street Band「Make the Road By Walking」
つい先日The Go!Teamが来日しまして。いつのまにか結構なメンバーチェンジをしていてボーカル(Ninjaじゃない方)が石原真理子みたいになってたりしたものの、いわずもがな最高のライブでした。でもまあ、それは今日は置いといて。フロアで素晴らしい余韻に浸っていたところ、気になる曲が流れるではありませんか。持ってて良かったShazam。さっそくお尋ねしたところ、表題のバンド名が浮かび上がったわけです。
流れていたのは当該アルバム7曲目の”The Contender”。ジャンルは…何だろう?ファンク?R&B?ホーンセクションに加えて、フルート、ギター、ピアノ、あとひとつなんかキラキラした音色のチェンバロのようなハープのような…。まずもって楽器編成がかなり魅力的で掴まれます。サックスとトランペットのユニゾンで繰り返されるメインフレーズが実に渋カッコいい…。70年代の洋モノ刑事ドラマを彷彿とさせるハードボイルドながら展開と叙情にあふれた名曲。これを聞いたからには買わずにはいられますまい…。
昔のバンドなのかなと調べてみると、いやいや現役バリバリのヤングチームでした。ハイセンス過ぎんだろ…。怪しげなベースラインとワウペダルに、散りばめられたヴィブラフォン。そこからのホーンユニゾンが最高な表題曲"Make the Road By Walking"、刑事の聞き込みシーン(サイレント)が目に浮かぶ2曲目"Tired of Fighting"、ちょっとラテンの休日めいた"Home Again!"、裏打つレイドバック感がたまらない"Montego Sunset"、事件は核心に迫りつつあるのか?スリリングな"Birds"…。捨て曲のない名盤です。これをリリースから7年遅れて知ったのは痛い。こういうの、探してたのに。ぜひ来日してくれないかなあ…。
3年前の新譜なわりにiTunesに入っていなかった「The Crossing」も現在Amazonで取り寄せ中。とても楽しみ。リンク先をそれぞれ聞いてみて、こういうの大好き!という方はぜひ。一緒に来日を待ち焦がれましょう。
- 2015/10/22登録
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