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家INGRAHAM 金四ツ丸 掛時計


アメリカのイングラハム社による四ツ丸型 8インチ文字盤 8日巻き 30分打ち
1885年以降の製造。

気に入って使っていた壁掛けのクオーツ時計が故障。どうしようかと色々と考えた末に脱線、「ボンボン時計」の方向に興味が流れ、ヤフオクで業者が整備品を販売しているものを購入。これがなかなか良い。

振り子窓を開けて鍵を取り出し、四時位置にメインの時計駆動用、八時位置に渦ボン(鐘鳴装置)駆動用、の2つのゼンマイ穴に鍵を差し込み、巻き上げる。これが毎週日曜日の儀式。
壁掛けのボンボン時計は、極めてシンプルであるがゆえに、壁にきちんと設置(これが非常に重要)してやって、丁寧に調整すれば意外に正確に時を刻む。振り子についている調整ネジを右に回せば振り子が僅かに短くなる=進み方向に、逆向きに回せば振り子が伸びる=遅れ方向に傾く。
腕時計と違い、本体が揺られることによるいわゆる「外乱」による誤差は発生しない。一週間に一度のゼンマイ巻上げの度に、電波時計やインターネットの標準時サイトを見ながら「遅れ」「進み」をチェックし、時間合わせと振り子調整を繰り返すうち、ほとんど狂わなくなった。決まった日に巻き上げることで巻上げ状態による進み遅れも均されることになる。現状は1〜2ヶ月に1分ずれるかどうかという程。暑い時期は振り子が僅かに伸びて遅れ傾向、寒いと進み傾向。とてもわかり易い。
極めて古いけど、手順を守れば充分に実用的に使える装置。

駆動音は確かに大きく、うるさい。しかし私にとってはこれはとても落ち着く、いい音。
渦ボンの鐘の音も金属同士が衝突して起こる音が木製のボディに響き、美しく心地よい。電子的な再現音に囲まれた現代、とても贅沢な音ともいえる。

この形は、日本では金四ツ丸と呼ばれる、イングラハム社の「IONIC」モデル。ギリシアのイオニア様式の柱飾りをモチーフにしているらしい。当時、敢えてクラシカルなデザインとして作り上げられたものだが、これが人気を呼び、その後日本のメーカーもこの形を模して製造し、「だるま時計」として、壁掛時計の典型的なスタイルの一つとなる。

TIMEKEEPER 古時計どっとコム/E.INGRAHAM(イングラハム)

木製ボディーには金箔を貼られ、光り止めの塗装が重ねてあり、仏像か何かのような趣。売り主によれば、質素さが求められた戦時中に塗られたのではとの
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投稿者 rhodiaの空間
カテゴリー 家グッズ
メーカー:
 INGRAHAM
年(代):
 1885年以降

16.8.1更新


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